裏事情的なものかと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
失礼致しました。
裏事情なんて...そんなにあるものではありませんので。。。
実は普段目にされることのない、ボウリングマシン(倒れたピンを
回収し、自動的にピンをセットする機械)がどうなっているのかを
2回に分けてご紹介しようと思います・・・。
レーンの裏側で、健気にせっせと働く機械たちにスポット!を当ててみたいと思います。
その前に
レーンやピンについての豆知識
レーンの長さは23.72m、レーンの手前にある「ファウルライン」から1番ピンまでの距離は60フィート(18.288m)とされています。
簡単に言えば、ちょうど野球のピッチャーからホームベースまでの
距離(18.44m)と言えるでしょうか・・・。
レーンの幅は1,066mm で約1m。39枚の板からなりますが、実際
のところは、主流はプラスチックにほぼ変わってきており、
シンセティック(合成)レーンとも呼ばれて、表面に木目がプリント
されています。
ピンの大きさは高さ38.1cm、最大径(一番太いところ)は12.1cmで
す。重さは約1.6㎏。材質は木(楓(かえで)だそう・・・)で、中に重量調整
のため空洞が設けられてあります。
これによってボールが当たったときに爽快な音が出るのです。
そう!ピンは思ったよりも結構大きく、重たいのです。。。
当然ながらボールと当たることで、磨耗したり、割れたりします。
六甲ボウルのボウリングマシンはAMF製で1レーンにピンが
20本を1組としてセットされています。
そう、1投目にセットされている10本に加えて、次の10本が待機
しています。
ボールで倒した残りピンのカウントは、マシン横のカメラでピンの頭
の部分を読み取り、瞬時にスコアに表示します。
ピンが汚れていたり、ズレたりするとカメラが認識できずに、誤った
表示がされることがあります。。。
その際は大変ご迷惑をおかけしています。。。
ボウリングマシンとピン、各種センサー、ボールリターン(投球され
たボールを返す機械)には相性があったり、その日の調子があっ
たりと意外に繊細なのです。私と同じでホントに繊細...。言い過ぎましたスミマセン。。。
中央から50L側に向かって |
マシンが並んでいるところ。
50台のマシンが並んだところ
は、まさに壮観です。
写っている大きい丸い機械が
俗にピンエレベータというもの
で(カバーに覆われていますが)、1レーン
に1台設置されています。
その中でドーナツ型の円盤が回っています。
倒れたピンが奥まで運ばれ、
ピンエレベータ の溝につか
まって、ドーナツ型円盤の回
転にしたがって1本ずつマシン
上部のピンをセットするところ
まで運ばれます。
次回で、マシン上部のピンをセットするところをご覧いただきたいと
思います。乞うご期待!! でもないですか?・・・
(T/H)
ボウリングマシンの仕組み、次回楽しみです♪
返信削除バラバラになったピンがキチンと並んで収まるのが不思議で不思議で。。。
しかも、時々ピンが弾かれて、元の位置よりズレてもキチンとマシンが摑んで、そのままずれた位置に戻しますw あれも、どうやって機械がピンを掴むのか。。。不思議で不思議で。。。
それと、オイルを塗っている機械の仕組みも紹介していただけたら。。。
次回楽しみにしています♪
ゆきとら さんへ
返信削除コメントありがとうございます。ご期待に沿えるご紹介ができているのか自信がありませんが・・・
レーンのメンテマシンもまたご紹介させていただきたいと思います。これからもよろしくお願い致します。