2011年3月24日木曜日

ボウリング場の裏側・・・★番外編

番外編というのも、いささかおかしいのですが。。。
今回は、先のブログでのご紹介しましたボウリングマシンの動きを
もう少し詳しい画像を使って補足させていただこうと思います。
実はブログを見たスタッフから「もうちょっと詳しい画像の方がええのに~っ」とブーイングがあったもんですから... 名誉挽回! といっても私に挽回する名誉なんてありませんが。。。

まずは倒されて後ろ側に飛んだピンや、スイープ(レーン上の倒れたピンを後ろに払う装置)によって集められたピンをピンエレベータが1本ずつマシン上部のディストリビューター(ピンをセットする機械)に運ぶ動画です。
大きなドラムの回転に沿ってピンが1本ずつ上に運ばれます。
なんと器用なことでしょう!!。。。しかもピンの向きが異なっても必ずピンの底を先頭にしてディストリビューターに運びます。

続いてディストリビューターの動画。
レーンでは9本カウントで1本(7番ピン)が残った状態になっています。倒された9本がピンエレベータで運ばれ、先に次のフレームのためにセットされている10本のピンの上に順次積み重ねられています。そして、2投目が投じられた後画像では少し見難いですが...、ピンセッターによって10本のピンがレーン上にセットされます。そしてスペアで倒された7番ピンが運ばれて9番ピンの位置にセットされ、次のフレームに備えます。上に重ねられたピンは台で受け止められるため、レーン上に落ちることはありません。
実は、まれに一緒に落ちてしまう場合もあるのですが。。。その際にはご迷惑をおかけします...

さらにピンセッターの動きです。
1投目の後、7番ピンが残りましたが、開口部にあわせて扇型の範囲に動く爪で残りピンを挟んで持ち上げます。その動きに連動してスイープが動き、レーン上に倒れたピンを後ろ側へ集めます。ピンをつかむ爪は、開口部の範囲でピンを挟むことができますので、ピンアクションによって少々ピンがズレても持ち上げることができます。
しかしながら、これにも許容範囲がありますので、開口部を超えてズレてしまったりした場合は、マシンはピンの高さで止まりピンに当たるので・・・、スイープも動きません。どうぞ、そのまま投球ください。
ときにはその動きでピンが倒れていまうことがありますが、これも平にご容赦を。。。

前回も書かせていただきましたが、マシンの仕組みは意外に複雑だと思われませんか~。 
動きを見ているだけで愛着が湧いてきます。。。熱帯魚なんかとおなじように...
もちろんボウリングマシンにもいろいろなメーカーや機種があるのですが・・・本当にこの機械を考えた人は偉い人です。。。
六甲ボウルにはこの機械が50台あり、それをメンテナンスするスタッフにも頭が下がります。おそらく尋常ならぬ愛着を持って仕事してます。。。
レーンからはピンが立っている部分しか見えませんが、これからはこれらの機械にも愛着を持っていただきつつ、ボウリングを楽しんでいただけたらと思います。 
我々スタッフにも、是非、愛着を。。。
(T/H)

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