2011年3月9日水曜日

ボウリング場の裏側・・・★その②

昨日の続きです。
倒されたピンが後ろ側に飛んだり、スイープ(レーン上の倒れたピン
を後ろに払う装置)によって、後ろ側に集められたピンが、ピンエレ
ベータによってマシンの上部に運ばれるところまでご紹介しました。


左の写真はマシンの上部からピンが立っているところを写したものです。シルバーの枠がピンセッターと呼ばれるもので、それが上下してピンをセットしたり、残ったピンを挟んで2投目(スペア)の準備をします。
ピンの奥(後ろ)にグレーの幕が見えますが、カーテンと呼ばれて飛ばされたピンを受け止めるものです。
投球されたボールは、カーテン下に設置された木製の板が受け止め、ボールリターンに流れていきます。

 ピンエレベータでマシン上部に運ばれたピンは、ディストリビューターと呼ばれる機械で1番から10番ピンの位置へ順次運ばれていきます。
これらの動きはすべてセンサーで感知してコンピュータで制御されています。ピンをセットする爪も、クワガタの角のような独特の形をしています。
これらの動作を1投球ごとに繰り返して、ゲームが進行します。
どうでしょう。意外に複雑だと思われませんか?
皆さんがボウリングを楽しまれている裏側で、機械がせっせせっせと健気に働いてくれています。
何となく愛おしさを感じるのは私だけでしょうか。。。
たまにご機嫌が悪くなりますが...文句も言わず、私が投げてもヘタクソとも言いません。。。 
メカニック担当は日々これらの機械がスムーズに動くように整備しています。
技術的なことは分かりませんが、機械の個体ごとにバランス調子があって調整が難しいところがあるようです。
かといって、トラブルがあってはいけませんので整備に万全を尽くしています。。。
お客様から決して見えるところではありませんが、これもボウリング場の大切な部分としてご理解いただければ幸いです。
投げている人のスコアが良かろうが、悪かろうが関係なく... 今日もせっせと働いています...私と同じように。。。スミマセン!

六甲ボウルでは「ボウリング探検隊」と称して、子ども会やキッズパックでご予約いただきました小学生以下の方を対象に、実際にピンを手に取っていただいたり、ボウリングマシンの見学を行っていただいています。
ボウリング探検隊は安全面から日程、お時間等に制約がございますので、詳しくは渉外担当までお問い合わせください。
(T/H)

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