2011年3月23日水曜日

ボウリング場のエコ・・・★

東日本大震災にともなう福島第一原発の事故の状況が非常に心配されます。
昨日、外部電源による電源復旧の目処が立ちましたが、依然として私たちの恐怖が解消されていない状態が続いています。
復旧にあたられる関係者の不眠不休でのご苦労を考えつつも、1日も早い原子炉や核燃料プールの冷却機能の稼動を願うばかりです。

非常事態であるが故に、いつもの「普通の生活」のありがたさが身に染みます。
阪神淡路大震災でもライフラインという言葉が使われましたが、文字通り生活になくてはならないものです。
しばらくは関東、東北地方の電力不足が続き、計画停電と節電への呼びかけが行われますが、復興への足取りが懸念されます。
電気、ガス、水道の節約は、環境問題からもCO2の削減を目的に言われており、今一度、生活の中でムダがないかを見直す機会にしたいものです。 要はもったいない精神なのです。。。

神戸六甲ボウルにおきましてもいろいろなエコ活動に取り組んでいます。
お客様商売のサービス業では珍しいようですが、環境省のエコアクション21(通称、EA21と呼ばれています)の認証を平成20年に取得しました。
要するに、環境に影響する「電気・ガス・水道の使用量」「ゴミ等の廃棄物排出量」などの削減目標を立てて、その目標に対して具体的な取り組み事項を決め、それがどのように実行できているかをチェックするような仕組みの導入です。

具体的には六甲ボウルでは...
電気では、自販機の蛍光灯OFF、レーンメンテナンス時間の照明カット、事務所蛍光灯の間引き等々・・・
ガスでは、六甲ボウルの空調がガスを使っていますので、こまめな温度調整、空調の稼動時間短縮等々・・・
外気温との関係やお客様のご不満が出ない範囲で...というのが前提で、実に苦労しています。。。
水道では、トイレでの節水呼びかけ節水シールを貼っています

これらの活動によって昨年1年間の実績で、電気で14%、ガスで18%の削減に至りました。
手前味噌になりますが、地道な日々の積み重ねの結果であり、スタッフ全員の意識の表れだと思っています。
もちろん、多くのお客様にもご理解とご協力をいただいた結果です。

フロント前に回収容器を設置しています
お客様からのご協力ということでは、NPO法人エコキャップ推進協会(ECOCAP)が全国で取り組みを進めています「エコキャップ活動」に参加しています。
ペットボトルのキャップを回収してリサイクルすると同時に「世界の子どもたちにワクチンを届けよう!」という活動です。

これまで、累計26,800個(ワクチン33.5人分)を回収させていただきました。これらをゴミとして焼却した場合、累計で211kgのCO2が削減されたことになります。
これからもご協力の程 よろしくお願い申し上げます。

我々ボウリング場も、少しでも皆様のお役に立てることを願ってやみません。
震災を機に、改めて我々の意義を考えてみたいと思います。

「皆様とともに」の心を大切に...
(T/H)

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