2011年4月9日土曜日

ボウリングのなぜなぜくん・・・★

とあるボウリング場の教室に通う「なぜなぜくん」と「そのままくん」。
なぜなぜくん」は教室でレッスンを受ける先生に、いつも「なぜ」そうするんですか?と質問を投げかける。
先生からは少し疎まれる存在。。。
また彼は「天邪鬼」で、他人と同じことをするだけでは満足せず、自分に合ったやり方をいつも考えています。教えられたことも「それは本当か?」と疑ってみる思考パターンの持ち主。
そのままくん」は「なぜなぜくん」と違って教室の優等生。先生の教えの通り練習に励みます。
ある日、だいぶん練習を積んだので、2人は自信を持ってコンペに参加しました。
そのままくん」は先生の教え通り、スパット10枚目を投げますがポケットにボールが行きません。練習ではうまくいってたのに。。。
そう!いつもの練習の時とはずいぶんレーンコンディションが違っていたのです。「そのままくん」は頭が真っ白になり、思考停止状態。
なぜなぜくん」も最初は戸惑いましたが、一生懸命自分なりに考えて、ゲームの終盤には何とかスコアをまとめることができました。
そのままくん」は練習では良いスコアが出せていただけに、コンペでの成績はレーンコンディションが悪かったから、先生がちゃんと教えてくれなかったからと自らを慰めます。
なぜなぜくん」はボウリングの奥深さを知り、自分に原因があると考えて、また「なぜなぜ」の思考回路を起動しました。

「なぜなぜくん」は人材育成のコラムからヒントを得て…。
新入社員教育で使われる『「なぜなぜくん」のすすめ』を私が勝手にボウリングにあてはめてみました。またかっ!!…とか言わないでくださいね。本来の教えは、うまくいかなかったときに自分に原因があると考え、それはなぜだろうと考えることの重要性です。
他責化しても仕事の向上にはつながりませんから。。。
そうすることで、さらに良い仕事をするための次の一歩が見えてくるのです。
「なぜなぜくん」はそうやって自ら育ちます。でも「なぜなぜくん」も間違うと、解決の糸口が見出せず、深みに陥ることも。。。そのときは「そのままくん」的な「言われたことをやる」姿勢も必要だとか。

ボウリング上達の過程でも、同じようなことがあるのではないかと思います。また長くやっているとマンネリ化して、知らず知らずのうちにあまり考えなくなってしまいます。ある種の思考停止…
私も「なぜなぜくん」を見習って、分からないところは人からアドバイスを受けて自分の頭でしっかり考え、上達のきっかけをつかみたいと思います。考えることで面白さも広がります。さらに脳機能の低下、老化防止にも。。。若い人でも同じですよ~
さあ~ 皆さんもご一緒に「なぜなぜくん」を目指しましょう!

でもレッスンを受ける先生や周囲には疎まれない程度に。。。
(T/H)

2 件のコメント:

  1. "なぜなぜ君"と"そのまま君"… 別の見方も出来るかな~って。。。♪
    先生のアドバイスに"そのまま"素直に従って、とにかくやって見る。その通りに出来ないなら、出来ない理由を"なぜなぜ"って自分に問いかけてみるw
    試行錯誤してあまたの失敗の後に自分で見つけた解答は、先生のアドバイスの採用不採用に関わらず血となり肉となるwって、どうでしょう~??

    オイルの塗ってあるレーンでボウルをただ転がすだけ。。この単純さ故にボウリングって奥が深いスポーツですね。。。 実力に出てしまうって感じです。。。

    考えるボウリングを目指してこれからも頑張りま~す!

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  2. ゆきとらさんへ
    コメントありがとうございます。ゆきとらさんのおっしゃるとおり、まずはアドバイスを素直に実践することが大切だと思います。そこでやってみて試行錯誤。その積み重ねで自分なりの答えや何か(ヒラメキも)がつかめるのではないでしょうか。それが、自分の経験=引き出しになるのだと思います。
    プロですら、いろいろと試行錯誤や悩んだりしているみたいですから...。ボウリングって、やればやるほど奥が深いと感じられます。それが面白さでもあります。
    いっしょに「なぜなぜ」で頑張りましょう!

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